メリルリンチ証券は10月24日付けで、JFEホールディングス(
5411)の投資判断「アンダーパフォーム」を継続し、目標株価を2,100円→1,200円へと引き下げた。
鋼材マージンの一段の低迷、原料価格下落による在庫評価益の剥落、キャリーオーバー損などを踏まえ、証券側では業績予想を変更。
12年3月期経常利益予想を1,300億円→900億円(前期比45.7%減)、13年3月期経常利益予想を2,070億円→850億円(前期比5.6%減)へと引き下げた。
中間決算の発表時に会社計画は下方修正される公算が大きい。
円が安く、原料価格が低水準にあった2003-07年では輸出鋼材での高い競争力と高い採算性を有してきた。
しかしながら、時代が大きく変化し、円高の定着傾向、原料価格の水準切り上がりに伴い、かつては世界的な低コストプレイヤーだったが、現在は限定的な高コストプレイヤーとしての位置付けに変化し、鉄鋼での利益が大きく減少している。
この傾向は今後まだ続くと予想。